ぐりーんらぼ Blog

セイルオブザロードチャーチ (Sail of the Lord Church)に通っています(^^)子育て、暮らし、雑貨、農作物、カフェ等について投稿します★

父の日 暮らし:20

こんばんは。

今日は、明日は父の日という事もあり
今週のお題「お父さん」について書きたいと思います。

室員の家庭は少し事情ありです。

楽しく読むものではないと思います。

重く、暗いかもしれません。

ブログを書くようになって、今回、初めて
文章にしてみようと思いました。

また、年齢を重ねて自分の気持ちに正直になり
客観的に考えられるようになったのもあるかと思います。


さて、父親だった人について
 ※文中では、父とします。
 時折、あいつ です。

父は、室員が小学2年生にあがるとき
独立し造園会社をつくりました。

家も建てて、隣には
白とピンクのど派手な事務所も建てました。

周りは山と川しかないような田舎でしたから
それはそれは目立ちました。
子供ながらに、何?このセンスのなさは…
ダサい。と、思いました(笑)

ですが、見慣れると不思議と派手ではなくなる(笑)
や、やっぱり派手です。

会社には、祖父と叔父、現場の人、
デザイン兼事務の人もいました。

1日、外で働いていた父は、年中真っ黒でした。

そして、ビールを飲んでは寝ていました。

室員の幼稚園の父の日の似顔絵は、
顔が真っ赤なお父さんの絵でした。

我ながら、なかなかの絵でした(笑)

土日も仕事の時がありましたが、
休みの日は、昼まで寝てて、
起きたかと思うと、
ゴルフを見たり、ゲームをしたり、

今の室員からしたら、
なんなの、あいつ子供じゃん。です。

そう、子供のような人でした。

服は、服も?派手でした。

ビートたけしさんが着ている服(ブランド)らいしい
服は、キラキラしてたり、何模様?というような服でした。


母は、おしゃれな方だと思っていますが、
どうしてこんな服着る人と?と思うくらいでした。

お酒も飲むし、手も上げていました。
怖かった事は、忘れません。
本当に子供の前ではケンカしてはいけない。
手を上げてもいけない。


しかし、室員がイライラしている時は、
父に似たのではと、本当に嫌になる。
でも、直せる、私はああならない!と決めている。

週末は外で食事をしたり、裕福な感じではあった。

庭には売る用ではあったけど、様々な木々と石が
置いてあり、面白かった。

住宅展示場などの仕事場に連れて行ってもらったり
していた。

いつか小学生の時、子供会で
少し遠くの遊園地へ行った時のこと…

父が昼間から飲んで、園内で爆睡。

帰る時間になっても現れない父を
園内放送で探すとい失態…。

マンガのようなホントの話。

でっかい携帯電話を自慢したかと思うと、
室員が小学5年生の時、
あいつは、失踪蒸発した。

海外へ行ったり、家に帰って来ない事はしょっちゅう
だったが、いよいよ本当に帰って来なくなった。

10歳の誕生日は忘れない。

5年生の時の担任の先生の言葉も忘れない。

「お父さんの事、嫌い?憎い?
 いなくなっても、あなたのお父さんは
 お父さんだから。
 お父さんがいなかったら、あなたはいなかった。」

ちょっとクセのある先生だったけど、
母子家庭になった私の事を一対一で向き合ってくれた。

先生の車で大泣きした。



中学2年生の時、両親は離婚。
そして、引っ越し。

小さな町だったから、噂はすぐに広まった。

今では、離婚といっても少なくないけれど、
当時は、「ありえない」といった印象。


母は、昼と夕方のパートを掛け持ちし働き、
30代にして免許取得。
土日はクラブや部活の送迎。


子供3人 を育てた。

母子家庭だから…と言われるのが嫌だったらしく、
他の子と同じように、同じようにと気にしていた様子。

本当にありがとう。


子育てや発達の話に

父親がいないと…

というようなフレーズがあると、自分の事だな
と傷ついた事もあったけど、

そうなんだ、だったら、どうしよう?
いないから諦めていた事もあった、けど、
いなくても、もっと楽しくて、
幸せになりたいと思った。



絶対に許したくない、
会ったら ぶっとばしたい と思っていた。
や、やっぱり、ぶっとばしたい。

でも、でも、思っていることは、
帰ってきてほしい。

いろいろ、返してほしい。

という事。


なんの話だか分からないけれど、
今週のお題「お父さん」
でした。